ほっとレター  2011年シーズン 最終版

今シーズンの森林公園は今日で閉園いたします。

今年は想像を絶するような出来事が起きテレビから現実とは思えないような
映像が流れてきた時はこの先どうなるのかと不安でいっぱいでした。

自然の力で起きたことは自然が時をかけて修復してくれると思いますが、失
ったものを元へ戻すのは容易ではありません、森も一度動植物がいなくなれ
ば再生するには長い年月が必要になるのでしょう。

今年は木の実の生りが良く、野鳥や小動物たちにとっては久しぶりの良い年
だったのではないでしょうか、それが森のいろんな生き物たちを増やすこと
になり森が活性化して元気になることへとつながって行くのでしょう。

紅葉の状態や時期など人間の都合で良し悪しを決めつけていますが自然から
すると「ほっといてくれ」と言わんばかりではないでしょうか、「人間の都
合に自然を合わせていたらたまったもんじゃない」と聞こえてきそうです。

これから4月の雪解けまで森林公園は雪の中に埋もれます、そこには人間の
目には触れることのないたくさんの出来事があるのでしょう、想像してみる
と楽しくなります。

この森林公園は出来る限り自然のままを見ていただく公園のため、作業は自
然の保全を中心に行っていて一般的な遊具のある公園とはかなり違います、
残念ながら来園される方の中にはまだ知らずに来られる方が時々おられます
、とくに小さなお子さんには昆虫採集も出来ないし花を摘むことも出来ない
ので楽しみが少ない所だと思います。

そのため夏休みの間だけでも子供たちに川で楽しく遊んでもらえるよう、角
のある石を取り除いたり小石を敷き詰めて流れを緩やかにするなど工夫をし
ています、今後も子供たちが楽しめるようなイベントなどを企画して行こう
と考えいます。

それでは来年みなさんにお会いできる日を楽しみにしばらくの間冬眠に入り
たいと思います、もしその間に冬の山を見たくなったら天気の良い日にスキ
ー場に行ってみて下さい、自然の素晴らしさが手軽に十分に堪能できるはず
です。

今シーズンのご利用誠にありがとうございました、森の住人みんなを代表し
てお礼申し上げます。

来シーズンも岡山県立森林公園をよろしくお願いいたします。

                        岡山県立森林公園
                        「森の番人」より